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ジャンクレンズから始めるニコン [ジャンク]

先日、毎度おなじみハードオフ(以下HO)にジャンク漁りに行った時。ぶっ壊れているFDレンズがひしめくジャンクボックスに何やら新しいレンズが入っていた。見た瞬間にマウントはニコンと判る電極がついていたので手に取り確認するとシグマのレンズで値札に315円とある。外観の状態もよくレンズもキレイだ。

ニコンのレンズは昔(昭和34年)から現在までマウントが同じ(細かく変ってるが)で古いレンズも現行のデジイチに使えるのでジャンク品は滅多に見かけない。オークションでも少々難有りでも値段が付き人気があるレンズであります。シグマ製でも315円なら買ってオクで転売しても絶対に損はないはずなので迷わず購入。
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ニコンのカメラは持って居ないので今後の事(?)も有るのでキタムラで2004年製D70(610万画素)を9千円で購入。キャノンと違いニコンのデジイチのラインナップは判り難い。番号枯渇が原因らしいがデジイチのエントリー機最初は「2行」で D70→D50→D80→D40→D60・・・・今はD5000で「4桁」。詳しい人以外「新しいのか古いのか」わかりずらい。

因みにキャノンはエントリー「EOSKISS」ミドルは60Dなど「2行」ハイアマチュア用は7D・5Dとか「1行」と昔から判りやすい。

さて・・ジャンク扱いで買って来たはイイがリアルジャンクだったら315円をドブにすてる様なもの。装着し恐る恐る電源を居れシャッターを押したところ液晶画面に「ERR※エラー」が出る!カメラの取り説が無いのでネットで調べると、どうやらレンズの絞りを一番絞った「F22」所にしないとAFが効かないらしく、やってみると何も無かった様に撮影できた!そう、HOの査定者が壊れてると勘違いしてジャンク扱いで売られていたといワケだ。
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nikon D70 SIGMA HIGH SPEED WIDE 28mm F1.8

キャノンEOSはどのレンズも共通して使えるがニコンはレンズ内のモーターが「有る無し」でAFが使えなかったり少々ややっこしい感じがする。さて写りの方だがカメラが2004年製610万画素と少々古いスペックだが意外といい感じ。同年代の「キャノンEOSKissDN」を使った事が有るがD70の方がズッシリとした感じでカッコイイ!

いや~新たな沼にハマリそうである(笑)

ジャンク フイルムEOSで遊ぶ [ジャンク]

ここ数週間は毎週の休みにハードオフ(以下HO)通いをしている。小遣い稼ぎの仕入れと趣味のジャンク品漁りの為だ。相変わらず中古のブツとの出会いは「有った時勝負」で少し迷いながらも買う事が重要だったりする。先日も安い(ジャンクだが)ニコンの双眼鏡が有ったのだがチョッとした迷いで買い逃した。

野鳥撮影でデジイチを持って出かける時には双眼鏡も持って行きたいのだが、重いと邪魔になるので軽いタイプのを持って行く事になる。HOで買いそびれたニコン双眼鏡はガッチリした重い双眼鏡だったが良く見えるらしいので迷う事数日の後、行ったのだが既に無くなっていたのである(涙)中古ジャンクは「出会い」が重要である・・・・

人気が無い・売れないジャンク品はドンドンと溜まっており、ジャンク品の棚を占領している。カメラの棚も同じで絶対売れないであろうカメラが所狭しと置いてある。一番多いのが90年代「キャノンフイルムEOS」で続いて「ミノルタα系」。何故かニコンペンタックスは一台も無かったりする。ジャンク棚中でも一番多いのが、他社同クラスより安く大量に売れた「EOS1000」でシャッターゴムが溶け出しており使用不可能の固体がほとんど。

大量のジャンクカメラを書き分け探すと少々マトモナのも有ったりする。今回は「EOS10QD588円」※ジャンク30%OFFセール中であった(笑)を買ってみた。なぜ今更出番が無いフイルムEOSを買ったのか?
Youtubeで見た「いろんなEOSのシャッター音をくらべてみた」を見たら欲しくなったからであります(笑)いや~コレね、何となく見てると連写の感じとかウルサイ動作音とか何となく惹かれるのよ・・・・・
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↑コレが1990年製EOS10QD。比較的外観は綺麗だが問題なく動作するのか?早速電池を買いフイルムを入れ動かしてみると問題なく動き始めた。各設定も今のデジタルEOSに近く分かりやすい。
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普段使っているデジタルEOSのレンズも問題なく動作するのだがAPSサイズだと、35ミリフイルムEOSはケラレてしまいフードが映りこむ。パッと見ではデジタルEOSとの区別はつかないのがオモロイ(笑)
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↑各部清掃してストラップを付けてみた。ストラップが「EOS60D」なのはヨドバシで一番安かったからである(爆)
一緒に持ち歩いていたら機種を見極める事は不可能であろう・・・・
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フイルムを充填し毎秒5枚で連写するとすぐに一本使い切ってしまう。当然現像する気も無いので再度ベロを引き出し使えば何度も雰囲気だけ楽しめる。↑少々コツが要るが現像用にフイルムを引き出す便利なツールが有るのだ。
20年前のフイルムEOSも面白い使い方も有るので遊んでみるのにいかがでしょうか!

玩具「コマツPC01」の修理 [ジャンク]

最近またハードオフに通ってジャンク漁りをしている。レンズの類はもう欲しいモノが無いのだが工作に使うPCと周辺機器やらを探しにいってるのだ。パソコンの周辺機器は今や中古で買うより安い新品を探したほうがコストパフォーマンスは良いのだが、持っている自作PC系は古い規格の物が多く中古でパーツを入手するしかないのだ。「HDD500G3980円」とか「DDR512mメモリ1050円」ならチョッと増設するのにも気に成らない価格だわな(笑)

先日メモリを買いにハードオフに行ったのだが、時間の余裕が有ったので色々と物色していたところ気に成ったブツが目に入った。以前、子供用に買おうと思った事が有った玩具の重機「コマツPC01」である。色と言いデザインと言い存在感が有り中々のデザインだと思う。電動だが操作系が故障してるとかで1050円で売っていた。中古もジャンクも「有る時買い」が基本なので少々迷ったが買う事にした。因みに新品だとアマゾンで6千円程。
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これは実在するコマツの重機を玩具化してあるモノでデザインもディフォルメしつつも忠実に再現してある。コマツで最小のショベルカーらしく価格も軽自動車程度(200万だとか)で買えるらしく面白い重機であります。ジャンクの理由はブームが動かないらしいが、ナンとなく故障個所も想像出来るので早速修理に掛かる。
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試運転してみるとやはり一部の機能が動作していない。内部は簡単なスイッチとモーターなのでチェックすれば問題個所が分かるであろう。操作系部の分解は全バラしないと無理なのでドンドン分解していく・・・・
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テスターでスイッチ部をチェックするも問題はココではない様子。ハーネスかモーターに問題が有りそうだが分解がややっこしく少々躊躇する(苦笑)モーターは意外と壊れ難い部品なので最後に疑うのが基本であろう。
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分解してテスターしてチェックするとモーターに問題が有る様子。モーターは専用品だとコストが掛かるので汎用品を使うのが一般的で壊れても代用品が大体見つかる。今回も模型屋で同じサイズを探すと200円程で見つかった。半田で配線を付け替えてグリスアップして組み付ける。

グリスは車に使う鉱物系だとプラのギアを痛めるのでラジコンに使うタミヤのグリスを使う。折角分解したのでスイッチ系もグリスアップしておく。修理して動かしてみると意外と良く出来ており実車に近い動きをするのが面白い(笑) マブチモーターは動きが良く修理部の方が動きが早くなったのはご愛嬌だけどな(爆) 終わり

減ってきてるな「ジャンクレンズ」 [ジャンク]

先日数件のハードオフを覗きにいったのだが最近はジャンクボックスのゴミに近いカメラ関連品が殆んど無くなってきている。レンズならまだしも、フラッシュやらフィルターやらキャップなどワザワザ中古を探す人も少ないのかもしれない。

ジャンク扱い(ショーケースに入っては居るが)のクラッシックカメラも以前は二眼レフやら蛇腹カメラやら有って楽しいラインナップだったのだが、最近は買い漁られた(僕も含めて)ようで全く無くなり、古い初期のフイルムEOSやらミノルタαが少し残っている程度だ。

そもそもハードオフに40~50年前の骨董価値が有りそうなクラッシックカメラがジャンクとして売っている事態が不自然なのだが(苦笑)

今日は朝から雨降り。GWも終わり仕事も暇になりつつあり朝からネットサーフィンをしていたが流石に飽きてきて、キタムラのネット中古を見てウインドショッピングしていた。見ていると物欲が沸きついついクリック注文しそうになる(苦笑)ペンタックスK7とかK-rは値段の割に評判が良いらしく実物を見たくなったりする。ヨドバシに展示品見に行きたくなったなあ・・・・・

2011-04-09 の記事で紹介したジャンクレンズ「EF100-300ウルトラソニック」であります。
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暇なんで久々にLEDライトセーバーで撮ってみた!白レンズと比べると写りは「それなり」だがウルトラソニックでAFは中々早く「流石純正」と言った写りをするのだ・・・・チョッと暗いけどな(苦笑)。ジャンクとはいえ程度は悪くなく散歩カメラとして問題なくこなせそうだ。

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電子制御のAFレンズは壊れて部品が無くなればゴミとなるが機械式MFレンズは直せる限り復活出来るが、イジるのに丁度良い値段のジャンクレンズは今後ドンドンと減ってくるだろう。ホントに欲しいマトモなクラッシックレンズを探し大事に使っていくべきなんだろうが、分解して楽しむジャンクレンズイジリは楽しいんだよね・・・・・苦笑

ジャンクレンズ「EF100-300ウルトラソニック」 [ジャンク]

ぼくらの地域では計画停電も落ち着いたり、物資・ガソリンも通常に戻って来た感じ。桜もほぼ満開で季節はすっかり春になってきた。

地震まえにキタムラで予約したジャンクレンズ「EF100-300ウルトラソニック6000円」は震災後の動揺で中々迎えに行けずキャンセルするつもりだったのだが「皆が自粛しているとき世話になってるキタムラに貢献したい」とソレっぽい理由を自分に言い聞かせレンズを取りにいったのは三月の末と(苦笑)「カビ有り・ホコリ有りで保障なし」とのことだったが見てみると多少のホコリが有るものの撮影には問題はなさそうな感じ。

話題のタムロン「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD」 (Model A005)も欲しいレンズなのだが、実際運動会とかで焦点固定よりズームはチト使い難い。フレーム一杯に入れたくなるのでその都度ズームしないと不満なので忙しいが焦点固定なら諦めも着くというもの(笑)ほぼ普段使いのレンズ焦点は手に入れており、今後欲いレンズは取り合えず無いので、キタムラの中古ショウケースで気に成るレンズは非常に魅力的に見えたりする。

昨日今日とキタムラに用事が有り行ったのだが中古ショウケースがオイラを誘っており・・・昨日となにも変らないにも関わらず見たくて見たくて(苦笑)カメラ馬鹿である(爆)
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早速撮ってみる。流石純正ウルトラソニック!モーター音も静かでAFも早い。ただし、暗いレンズなので少しでも暗くなると結構きびしい。夜に暗い被写体にズームする事は普通に考えれば無いので、昼間の散歩レンズに丁度いいだろう。

安いから買ったが出番はホントに有るのだろうか・・・・・苦笑

二眼レフ購入 [ジャンク]

ハードオフ(以下HO)にはセールが有ってジャンクが半額に成る時期が有る。毎週の様にジャンク漁りに行っているのだが、先日行った日の前日がその「ジャンク半額セール」だったのだ(涙)とりあえずジャンクレンズ(1050円)を買いレジで清算しチラシを頂いたら翌週にもう一度ジャンク半額セールが有るようだ。

実はジャンクセールの日は地域の有志での旅行が有り、予定では閉店時間には間に合いそうも無い・・・運よく間に合えば行けそうだがコレだけは運次第だ・・・・・・

運悪くと言うか運よくと言うか・・・旅行2日目は旅行先(山梨県)で大雪となり途中の行程が大幅に変更となり予定より早い17時には帰って来れたのだ(バンザーイ)  電車で二駅先の駅で降りダッシュでいつものHOに向かう(旅行中朝から飲んで居た為に電車と(苦笑》  実は以前から狙って居たジャンクカメラが有り余裕が出来たら買うつもりだったのだが、半額ならば金欠でもヘソクリ掘り出して買わねば成らんであろう(笑)

ジャンク半額セールなのだが(ゲーム・楽器・PCもジャンク全てが半額)予想以上にジャンクカメラ類は人気が無い様子で商品が動いた感じが全く無い。そんな訳で無事有りました目的のカメラが!
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二眼レフ「マミヤC220」1968年製 通常のHO価格は23000円のトコロ半額の11500円!ネットで調べてみると、この価格なら中古カメラ店・ヤフオクより安い上に程度も中々!ジャンク扱いの理由は「シャッターが切れない」と成っていたのだが、メーカー製の一般的なカメラしか知らない人なら無理も無いと思う。どこをどうやったら動くのか?ネットでも皆無でオイラも分からん(笑)この辺がHOジャンクの面白いトコロだ!

ここ数日間、整備しつつイジクッテ見てどうにか通常動作している様子。ググッてみても情報が少ないので分かる範囲で解説してみる!続く・・・・・

中古DVD-Rドライブの購入 [ジャンク]

先日修理したHDDレコーダにDVDRドライブを移植してしまったドナーPCに載せるドライブを探しにハードオフ(以下HO)にいってみた。HOでもカメラ以上に動作確認がやりにくいPCパーツはジャンク扱いに成る事が多い商品だったりするようだ。

自作PCだと周辺機器が多くその都度組み上げて動作確認がやりにくいと言う面もあるが、現在のDVDRドライブは故障が少なくHOに持ち込まれる前にナンだかのトラブルが有るのは少ないと想像する。そんな背景もあり電源が一度でも入った中古品PCパーツはジャンク扱いと成りやすいのだろう。

近所のHOのジャンクボックスの中から程度が良さそうな「DVDRドライブ525円」と「光学マウス2ヶ各315円」を探し購入!
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マウスはボールタイプは流石に厳しいんで少々使用感が有る光学マウスにする事にした(苦笑)

自宅に帰り早速動作確認してみる。マウスは両方とも問題なく動作しているようだが問題はDVDRドライブの方だ。過去に作った自作PCで一番故障するキッケケは「装着して電源を入れた瞬間」だったりするのだ。

恐る恐る着けてみてみるとウインドウズで認識しており、ディスクを入れてみても問題なく動作している。最後は実際に書き込めるかの確認してみるとコッチも今のトコロ問題なく書き込めてる様だ。

自作系PCショップではブルーレイが次の主流となりつつあり、DVDRドライブは1万を切る底値となっている。それでも525円の中古ドライブはお徳だよなあ。

次はメモリの安いの無いかなあ(笑)

キャノンT50+FD50mmF3.5マクロ [ジャンク]

先日知人からカメラを頂いた。「もう捨てるつもりだったから・・・」と頂いたのが「キャノンT50+FD50mmf3.5マクロ」だ。偶にハードオフで見かける事があるTシリーズだが実際に手に取るのは始めて。
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電池ボックスの蓋が破損しているが他は問題なく動作している様子。レンズも50mmF3.5では少々ショボイか・・・と思って色々イジッテみると20センチまで寄れるマクロは中々使えそうだ。

ただ・・色々とイジクッテ行くうちに分かって来たのだが、絞りもシャッター速度も「全く」設定出来ず(ISOだけ設定できる笑)現在のコンデジでも有り得ない全てカメラ任せの撮影しか出来ないのだ(苦笑)良い意味で言い方を変えると「FDレンズが装着できる一部AFな簡易一眼レフ」と言う事だろう・・・・・・

一つだけ気に入ったトコロが「シャッター音と巻き上げ音」でシャッターを押した瞬間「カチャン・・グイーン」と振動と鼓動が素晴らしい事になっている(笑)巻き戻しは手動で少々マヌケなのだがちょっと使って見たいカメラだったりする。

ジャンク記事で良かったのか・・・・笑

キャノンFD135mmF3.5 [ジャンク]

先日「NEWFD50mmF1・4(800円)」と一緒に買って来た「FD135mmF3.5(500円)」の後玉郡の分解清掃をしてみる。

何気に、ストックしてあるキャノンFD・FLレンズを並べて撮ってみた!
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レンズが8本、ボディはAE1が2台! 一番高いレンズで1500円安いレンズで500円のジャンク再生品ばかりだが中々の眺めだ(笑)

一本一本並べながら見ていたら「何となく分解出来るかも?」と思い立ち「FD135mmF3.5」の分解を始める事にした。行動は切っ掛けが大事だからな(笑)
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このレンズ、カビが酷い最後部のレンズ郡が奥に入っており工具を掛けるにはレンチの溝がカナリ細く小さい。キツく締められているネジじゃ無いかも・・・とレンズマウント部から分解する事にした。
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案の定、マウント部をズラしてドウにか後玉郡が回せそうだ。機械式レンズのマウント部は出来る事なら分解したくない。知恵の輪の様にリンクが入り組んでいて元に戻すのがエラく大変なのだ。今回も後玉郡を回してマウントごと外れたのだが、どーも元に戻らなく数時間悩んだ末にドウにか組み込む事に成功した(苦笑)

分解する時に「カタッ」と何かが外れる瞬間が有ると結構焦る。今回も何かが外れたが原因を探すのに大変でレンズのカビ取りよりも組み立ての方が大変だったりする・・・・・
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このレンズは写りが良いらしくネットでも評判が良い。コレも同じくマウントアダプター購入後に試写して見る予定だ。

「キャノンFL200mmF3.5」② [ジャンク]

「キャノンFL200mmF3.5」を早速分解整備してみる。

ジャンクで買って来たレンズを分解する前に全体を一度綺麗に磨いておく。外部を磨きレンズのカビやら傷がどの位置に有るかを特定する為だ。店頭では軽い確認だけしか出来ないので最初に必要な作業となる。ジャンクレンズに珍しく前玉郡には比較的綺麗で分解の必要はなさそうだが、後玉郡には少々カビが確認できる。

キャノン純正のこの手のレンズは後玉が鏡胴(きょうどう)内部奥にあり清掃するのが大変だったりする。尚且つ分解ともなると慎重に作業していかないと取り返しの付かない傷を付けてしまう可能性が有る。後玉部をジックリ観察してみると専用の「カニ目」でなくラジオペンチで分解が出来そうな形状となっているので、早速ラジペンを使い分解を始める。
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レンズのマウント部を分解したのち、ラジペンでレンズのネジを外す事に成功。このネジを外すと何やら鏡胴後部が外れる様で何となく分解できた。後玉部に直接工具が掛けられるのでとても楽になった。鏡胴後部が外れた時に動かなかった絞りアームが正常動作するように成り絞羽が見えるようになった。単に絞りレバーが外れていた様だ。
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最後部レンズ郡は軽くねじ込まれているだけで簡単に外れる。絞り羽は大分汚れているが油が付着してないのでそのまま使っても問題ないだろう。最後部レンズ郡も簡単に組み立てられて軽く分解できた。中性洗剤でカビを除去し無水アルコールで清掃したのちブロアでホコリを払い組み立てる。45年前に出来たジャンクレンズなので流石に傷・カビらしき跡は残る。まあ500円だしな~(苦笑)
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レンズの清掃が終われば組み立てる。絞りの動作確認をした後、各部を組み立てて無事終了。現在の電子式レンズでは絶対に出来ない機械式レンズのパズルの様な面白さがココにある。
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当時のFD・FLレンズの200mmにはF2.8も存在しており「F3.5」のレンズは(その後F4になる)は一段下の明るさなのだが、外見は意外とレンズが大きくカッコ良くファインダーも明るくボケも綺麗だったりする。

早速試写してみたいトコロだがそこはフイルムカメラの不便なトコロ!何れ紹介したいと思う(笑)
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