零戦エースパイロットとライカ [カメラ系雑談]

僕は第二次大戦の艦船やら航空機が好きで、文庫本やらムック本で日々知的好奇心を満たしていたりする。

戦争全般に興味が有る訳では無いのだが、戦争を知らずして20世紀は語れないのでニュースの下知識として知っておくべきだと思っている。我が家の長男も歴史は好きなのだが、戦国武将やら遠い過去の事が中心の様子。現在の学校教育で近代史(特に太平洋戦争)はタブーとされているので仕方が無いのだが、北方領土・普天間・在日米軍・北朝鮮など近代戦争を知らねばなぜこの様にもめているのか?理解出来ないだろうな。


大空のサムライ(上) 死闘の果てに悔いなし (講談社プラスアルファ文庫)

大空のサムライ(上) 死闘の果てに悔いなし (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: 坂井 三郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/04/19
  • メディア: 文庫

最近「大空のサムライ 坂井三郎著」と言う文庫本を読んでいる。坂井三郎は2000年9月に亡くなられた第二次大戦中の零戦エースパイロットで、この本は様々な国で翻訳出版され、パイロットの必読書とされているという。この本の中で彼が零戦で出撃する際に毎回「ライカ」を持っていっていると言う話が有り「零戦乗りにライカ?」と一瞬不思議に思えたので、ライカについて色々と調べてみた。

ライカのカメラは戦前から壊れ難く優れたカメラとしてドイツから全世界に輸出されており、報道やら戦闘中の撮影にも多数使われた様だ。と言って現在でも高性能カメラと言うワケでは無く当時の技術でモットも優れていると言う事だろう。ローレックスの機械式腕時計も当時の技術力で作れる最高のクオリティで評価されたという事だろう。

朝鮮戦争でコンタックス、ベトナム戦争でニコン、湾岸戦争でキャノンが評価されたのも全て戦争報道が切っ掛けだったりする。戦場カメラマンの渡部陽一さんもキャノン(多分EOS1D)だもんな(笑)

話が反れるが歴史的な戦場カメラマン「ロバート・キャパ」はあの「ノルマンディ上陸作戦」へ米軍側のカメラマンとして同乗しておりコンタックスで撮影したそうな。映画「プライベートライアン」の冒頭の上陸シーンで見れば分かるがドイツ側からの攻撃が酷くて、50%の兵士が死亡しているらしい。武器を持たない戦場カメラマンのキャパが無事生還できたよなあ(苦笑)

ライカには全く興味無かったが、チト使って見たくなった。ライカの新品を買ったらEOS1D(キャノンデジイチフラッグレシップ50万円程)が買える位だけどな(笑)
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