「CIMKO MTシリーズ80-200」その④

「CIMKO MTシリーズ80-200」の修理はとり合えずの完成したと思っていたのだが・・・・

どうも・どうも変だ。絞りのコントロールがされてない感じがしてなんどもシャッターを切るのだが、コーティングされたレンズ郡の後に有る「絞り羽」は良く見えない。
IMG_4477.jpg
レンズマウントだけカメラに付けて動作を確認して頭のなかでシュミレーションを繰り返す・・・・・・やっぱり絞り羽が絞るほうに戻らないと正常に動かないと思うんだけどなあ。
IMG_4475.jpg
何気にレンズ内の絞り羽コントロールするアームを覗いてみると、有った、有りました!戻す為のスプリング。それも外れているし~(苦笑)完全に分解してスプリングを掛け直すつもりで分解を始めたが、分解する部分は危険な香りがして再度前玉郡から全バラしないと出来無そうだ。ならば、厳しいがスプリングだけを掛け直せば良いのだが、ピンセットで伸びて外れたスプリングを掛けるのは「ボトルシップ」作るくらい大変な作業(笑)

アレコレしながらどうにか掛けなおす事が出来た。再度組みなおし動作確認してみると、今度はマジに絞り羽は正常に動いてるぜ~(笑)スカスカ絞りリング・ボディのガタツキ・激曇りレンズ・絞り動作不良と・・・・リアルジャンクで有ったレンズはとり合えずの撮影が出来る程度までの整備はパズル感覚で非常に楽しい作業だった。

FDレンズマウントは不用意に絞り羽が動かない様に「締め付けリング」が外し位置に成ると絞り羽アームが動かない様になる。動作確認するのなら「締め付けリング」は取り付けた場合の位置にしないと確認出来ないのだ。「AEオート」確認用ピンが機械的にリンクされていたり、絞り値確認用リンクがあったり、機械式MFカメラレンズの構造は非常に凝った作りになっているのが今回の分解整備で分かったのは大きな収獲だよなあ(笑)

次の「大人のパズル」を探しにハードオフへジャンク漁りにいくのであった・・・・・笑
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